「日本ザリガニ」
生体の体長は50-60mmほど、稀に70mmに達するが、アメリカザリガニよりは小さい。体色は茶褐色で、アメリカザリガニに比べて体や脚が太く、ずんぐりしている。
分布
かつては北日本の山地の川に多く分布していたが、現在は北海道、青森県、岩手県および秋田県に少数が分布するのみである。一定の条件が整えば関東圏においても生息することができる。アメリカザリガニの幼体を日本ザリガニだと間違える人が多い。
生体
水温20度以下の冷たくきれいな水に生息し、巣穴の中に潜む。主に広葉樹の落ち葉を食べる。
環境省レッドリスト
絶滅危惧(VU)に指定されている。